Highpoint Rocket Raid 2720 SGL

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Highpoint Rocket Raid 2720 GSL

Highpoint Rocket Raid 2720 GSL

Highpoint 製 Rocket Raid 2720 SGL は安価な SAS HBA で、Marverl 社製のコントローラチップを搭載している。比較的新しい Linux ディストリビューションでは mvsas という Marvel 社製 SAS コントローラチップの汎用ドライバがカーネルソースに組み込まれており、多くの場合はモジュールとして提供されているが古いカーネルの場合(具体的なバージョンは不明)対応していないため認識しないということがある。かくいう私も、以前 Rocket Raid 2720 SGL を Fedora17 で使っていたのだが Scientific Linux 6.4 に入れ替えたら認識しないという事態に陥った。このような背景により、Rocket Raid 2720 SGL のドライバをソースからビルドするに至ったわけである。ここでは、主に Scientific Linux 6.4 でのビルド方法を記載しているがその他のディストリビューションについても同様の方法でビルドすることができます。また、当然ですが mvsas カーネルモジュールがディストリビューションにより提供されておりすでに認識している場合にはここに記載の手順を追う必要はありません。

事前準備

カーネルモジュールをビルドするため、事前に開発環境に必要なパッケージをインストールする必要があります。Redhat 系ディストリビューションであれば以下のようにインストールすることができます。これにより、ディストリビューションから提供されるビルドツールやカーネルソース・ヘッダ等のパッケージがインストールされます。

$ sudo yum -y groupinstall "Development Tools"

次に、カーネルモジュールのビルドに必要なソースコードを Highpoint の Rocket Raid ドライバダウンロードページ Driver Downloads より「Linux Open Source」と書かれたファイルをダウンロードします。

$ mkdir -p ~/src
$ wget -P ~/src http://www.highpoint-tech.com/BIOS_Driver/rr272x_1x/linux_1.5/RR272x_1x-Linux-Src-v1.5-130325-0732.tar.gz

これでビルドに必要なパッケージ・ソースコードの準備は整いました。

カーネルモジュールのビルド

事前準備でダンロードしたドライバのソースを展開してビルドします。

$ cd ~/src
$ tar xvfz RR272x_1x-Linux-Src-v1.5-130325-0732.tar.gz
 
$ cd rr272x_1x-linux-src-v1.5/product/rr272x/linux
$ make KERNELDIR=/lib/modules/$(uname -r)/build/

正常にビルドできたら適切な場所にインストールし、カーネルモジュールの依存関係リストを再構築します。

$ cp rr272x_1x.ko /lib/modules/$(uname -r)/kernel/drivers/scsi/
$ depmod -a

最後に mvsas モジュールが読み込まれないよう blacklist に追加します。

$ echo "blacklist mvsas" >/etc/modprobe.d/blacklist-mvsas.conf
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